【父ログ】CDのこと
今週末、JFSA(日本フラットランドスケートボード協会)のフリースタイルの全日本大会。
全日本大会なんだけど、ギャー人もたくさんくるのね。
プロ6人、アマ2人かな。
んで、フリースタイルのコンテストには、自分の滑るときの曲は自分で選曲して持ってくるんだけど。
曲との調和なんかもジャッジの対象だから、選曲にはそれなりにみんな真剣なのね。
で、今回の大会は、大会も、かな、曲の持ち込みはCDのみ。
でも、ギャー人にすると、今やCDって、使わないんだってね。
PCとかMP3プレイヤーとか、ソリッドの再生機ばっからしい。
だから、CDなんて見たことない若者もいるって。笑
そんなもんで、曲をCDに入れてくるとか、オリジナルのCDを持ってくるとか。
簡単そうにみえることに、とっても苦労しているみたいね。
まーったく、たまたまなんだけどね。
たまたまこのタイミングで、父は1枚CDをネットオークションで落札した。
1987年の作品、MELONの「Deep Cut」。
今年、亡くなっちゃったんだよね、中西俊夫。
YMOと並び世界が認めた日本のニューウェーブの雄、プラスティクスの主要メンバーのひとりで、解散後にボーカルの佐藤チカと結成したのが、MELON。
スネークマンショーとのコラボで、土屋昌巳のギターや故ミック・カーンのフレットレスベースを重ねた抜群のアレンジで知名度のあった「Do You Like JAPAN」もいいけど、父的には、やっぱコレ、「Deep Cut」でしょう。
よく、宇多田ヒカルがJpopを変えたって言われるでしょ。
歌謡曲から進化して自分で曲を作って歌うニューミュージックが日本のポップスの最先端だった時代から、一気に洋楽と同じレベルまで音楽性を昇華させて、みんなビックラこいたっていうような評価だと思うけど。
男版のそれが、父的にはこの「Deep Cut」だと思うんだよね。
初めて聞いた上質なHIPHOPなのよ、日本人による。
夏のビーチで大音量でCDを流す若者。
これがMELONのアルバムだと絶対知らないような世代だったんだけど、洋楽アルバムに混ぜてこれを聞いてたのを思い出すな。
ま、ビーチと言っても、琵琶湖の水浴場だったけどね。笑
なーんか、縁がなく、今まで買う機会がなかったのが、中西俊夫の訃報を聞いて以来、なんとなーく聞きたいなーって思ってて。
当時ダビングしてたカセットテープなんて、とっくのとおに捨てちゃったからね。
...でも、CDも同じように捨てちゃう時代も近いのかもね。笑
0コメント