【父ログ】思えば、脳梗塞の予兆
一緒に入院した50代後半と思しきおじさん、脳梗塞経験者。
それがこの時にポリープ切除のために血液サラサラ薬を一晩だけ控えたらしい。
そしたら、切除の翌朝、ロレツが回らなくなってた。
明らかに、軽い脳梗塞の症状。
担当医師の判断で、すぐに専門病院に救急車で搬送された。
...今日書くのは、さかのぼること、前日の午前中のこと。
午後からの直腸カメラに備えて、午前中は下剤を2リットル、2~3時間かけて飲む。
腸をきれいにしてからの検査だからね。
朝9時から、そのそのおじさんも検査室横の下剤飲み席に来たんだけど。
「僕は毎年のようにやってるから、慣れてるんだけどね」
って、大きな独り言を通る声で話す。
第一印象は、なかなかにぎやかなおじさんと思ったんだけどね。
いざ、看護師さんが
「昨日からごはん抜いてますね...ここをこうしてこれから飲んで...」
と説明を始めると、
「....」
「....えーと...」
って感じで、説明に対する返事がテンポが悪い。
どころか、全くかみ合ってない感じ。
正直、少し痴呆がはいってるんじゃないかと思ったくらい。
看護師さんも同じように思ったよう。
だから、口調を変えて、まるで耳の遠い老人相手にはっきりと簡単な言葉の会話にした。
「あのね!昨日は薬飲んだ!?おとといは!?」
それでも、おじさん。
「えーと...」
「......」
...これ、今思うと。
きっと、すでに始まってたんだよね、脳梗塞。
その話を聞いて、ママが、今はなき、じいちゃんのことを思い出した。
亡くなったのはガンだったけど、その前に脳梗塞をやってて、やっぱり血液サラサラの薬を飲んでた。
だから、切開手術は無理にはできなかったんだよね。
で、その脳梗塞を初めてやった時の直前の様子。
あまり口のうまくないばあちゃんが、じいちゃんの様子が変わったのに気づいてた。
そんで、ママに電話してきて、こう言ったんだって。
「じいちゃんが壊れちゃったよ。」
...多分、この時におじさんと同じように、脳梗塞が始まってて、会話が成り立たなかったんじゃないかな。
そう思った。
...みなさまも、ご家族の方の様子が少しおかしいと思ったら、もしかしたら何かが脳内で起こりつつあるかも知れない。
ちょっと注意をして見ていた方が...
という経験を、余計なお世話で、共有しときまっす。笑
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