【父ログ】世界のごく一部で波紋のブログ

JFSA(日本フラットランドSK8協会)のモイチ会長のブログのこと。

もちろん父は読んでるけど、海外のライダーも読んでるんだね。


スウェーデンのレジェンドフリースタイラー、リリス。



もともと日本のサブカルが大好きらしい!

アニメ、フィギュア...特に、エヴァ。笑



ミレイが2013年にイギリスの大会に出場した時に初めて会ったんだけど、それ以来ずっと、ミレイをムチャクチャ認めてムチャムチャかわいがってくれてて。

とうとう去年、同じMoonshineのライダーに。笑



リリスは父とも同い年。

...ってこともあって、父ともとっても気が合って、日ごろから何かとやりとりをしてるんだよね。



そんな大の親日家のリリス。

Google翻訳を使って、日本のフリースタイラーのブログをチェックしてるらしい。笑



父ログもそう。

数年前、父ログでリリスのことを「WFSA(世界フリースタイルSK8協会)会長の~」って書いたら、すぐに「もう会長じゃないよ」ってメッセが来たんで、びっくりした。笑

ってか、その時は、いつも少年のような言動のリリスのことをちょっと茶化し気味に書いてた記事だったから、超アセったことがあったよ。笑






んで、昨日のこと。


モイチ会長の最新の記事がUPされた時のことなんだけどね。

<以下、モイチ会長のブログから引用。>


◇年齢と比例◇

ココ最近は藤井兄とか、息子のゆうた、イッケイとかと

アクアで滑ることが楽しみでね。

いつも平日の真昼間だと独りぼっちだからなのか。

特に藤井兄なんかはもう30年くらいの付き合いで。

お互いに歳をとってしまってさ。

二人して体力が・・・体力が・・・とゼイゼイ息をまき散らして。

今年は予選すら勝てないね~~~なんて言ってるオジサン二人。

海外には私たちより年上で現役でコンテストを回っているリリスとか

グンターとかが居て、彼らの滑りを見てきて、滑りに

「攻める」「気迫」「気合」などの欠片はもう見えないのです。

でさぁ、彼らの滑り見てて感じてたことは「年齢に比例した滑り」なんだよね。

多分、私の滑りも若者から見たら「年齢に比例した滑り」に

なっちゃってるんだと思う。ウン。

もうね、リリスとかグンターとかの気持ちがすごく分かっちゃってwww

「攻める」とか「気迫」とか「気合」とか辛いんだわコレ(笑)

今年、YO-YO-HO-HO-ONEFOOD持ち上がりませんwww

<以上、引用終わり。>






...リリスがこれを読んで、自分のことを書かれていることは、わかったらしい。



「モイチが俺のこと書いてるね。

 何て言っているの?

 Google翻訳が滅茶苦茶でさー」

...ってメッセが父のところに来た。




それで父。

「モイチ会長の視点から、年齢とスケーティングのことを書いてるんだよ。

 年齢と共に大会でアグレッシブに滑るのがつらくなってきたって。

 彼自身、以前は自分より年上のリリスとかグンターの大会の滑りを見て、年齢なりの滑りで、それほどアグレッシブではないと思った。

 けど、今ではモイチ会長もフジイ兄さんも、だんだん年をとって、二人とも傍から見ると、同じように年齢なりの滑りになったに違いないって感じるってさ。」



すると、リリス。

「アグレッシブじゃないってどういうこと?

 俺は前よりももっと早く滑ってるし、自分では前よりアグレッシブだと思ってる。

 俺とかグンターは、コンテストでいつも同じ『無難な』トリックをやってるってこと?

 今度の全日本コンテスト用の俺の新しいルーティンは、今までで一番ミスが起こり得るほど挑戦的だよ。

 無難でいつも通りのスケートなんて、飽きちゃうから嫌いだ。

 チャンスに向けて練習するのが、楽しいんだ。

 デモでは安全に滑るけどね。」






まー、父に言われてもなぁ...

って思いつつ、もう少し言葉を足した父。

「いや、リリスがコンテストでリスクを取ってるのは知ってるよ。

 モイチ会長は、自分自身に言葉を投げてるんだよ。 

 ここで『気合』とか『気迫』とか、日本の精神を表す言葉をうまく英訳するのが難しいから、『アグレッシブ』という言葉にしたんだけどね。

 若者が充分な技術がない時に、それを『勝ちたい』という強い気持ち、強い意志で補おうとするとか、そういうこと。 

 年をとるにつれて、そういう強い気持ちはだんだん薄れてもっと自然になってくるとか、そういうことを言いたかったんだと思うよ。」




すると、リリス。

「そうか。確かに、人は若いころは、特に技術のある人は、勝ちたいという思いが強くて、大会の結果にもこだわるよね。

 だけど成熟すると共に、もっと賢こくなって、自分の内部の自己自身、純粋な自分の心と向き合うようになるんだよ。

 そして、自分の本当の幸福は、結果とか名誉とか人の評価とは関係なくて、自分の内部にあるって、やがては悟るんだよね。

 瞑想とかヨガは、自分の内部の幸福を作り出すのに最高の方法だよ。

 もちろん、コンテストでの競争を楽しんで、勝ちたいと思うのも大切だけど、勝ち負けや結果と、幸福感とは別物だね。」





...おーっと、そうだった。

リリスの得意分野の精神論に話を持って行ってしまった。笑

リリスと観光でお寺に行ったりすると、「これは釈迦か、菩薩か」とか、「この仏像の手とさっきの仏像の手の違いは何か」とか、「知るか~!」と言いたくなる質問が多くて、困る。笑







...と、まー今回のこの件。


つまりリリスが言いたかったのは、結果とか、人にどう思われる、どう見られるではなくて、自分自身のために滑るのがいいんだ、年齢と共にそうなってきたんだってことなのかな。



んで、最後に、「もしよければ、これを訳してモイチに伝えてくれ、それから他の人もこの話題をどう思うか、興味がある」って、リリス。



こんだけ長いやりとりをモイチ会長ブログのコメ欄に書くと迷惑だろうからね。笑

んで、父ログでここで書いたってわけ。




モイチ会長、うまくお考えが伝えられてなかったら、サーセン。笑


それから、もしリリスに論戦を挑む方がいたら...ここにご自由にどうぞ!笑



久々の長文、ご興味のない方には失礼しやした~!!笑



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