【父ログ】カナダ旅行記最終話!

さて、最終日はジェフ宅の居候から、ホテルに1泊。


市内までは車でも1時間。

そこを重い荷物もってバスと電車で乗り継いだから、まあまあ大変だった。笑


そして、バンクーバー市内観光で歩き倒して、最後も最後。笑


もう夜10時近くになってた。

ホテルに近づくにつれ「なんか暗いね...」

そして、ホテル。

真っ暗で、エレベーターも止まってた。


えっ?32階だせ、今日の部屋。(^^;


ホテルマンが「お客さま、貨物用のエレベーターだけ動いてます」

...どうやらそのエレベーターだけは、こんな場合に備えて自家発電を使ってる様子。笑


「あと30分くらいで直ると言っているので、そうあることを望みます。」

そのホテルマンは誰に聞かれてもそう答えてた。


きっと、ズルズル伸びるぞ、復旧時間。


案の定、いくらたってもなおらない。


「泊まってきなよ~」

とリリスを誘う。

なぜなら、リリスが部屋に来たのは、部屋でWifiパソコンを使って最終バスの時間をチェックして帰ろうと思ってたけど...もちろん、それも断念。笑


電気が消えていたけど、スマホをテーブルライトの傘の上にのっけて、いい塩梅のライトになった。笑

ミレイのアイデア。笑


その灯りで晩ごはんをつまんだんだけど...参ったのは、水道がでない。

つまり、トイレも流れない。(^^;


正確には、上からその階までの水道管の中に入ってる水はあるから、数回のフラッシュはできた。

いよいよと水も止まり...この状態ではがまんも限界。


たまらず、フロントに連絡。

「トイレの流れる場所はないの?」

「お客さま申し訳ありません。このホテルにはありません。」


もう、非常用エレベーターで1階、フロントへ。

「私は最後の一泊で、明日の帰り準備をするためにこのホテルをとった。

この状態ではもう無理。どこかのホテルに移してくれ。」


「お客さま、申し訳ありません。ホテルのミスでもないので、予約のお手伝いはしますが、ホテル代の負担はできません。」


「灯りがつかない、テレビも見れない、トイレも風呂も入れない。この状態で料金を取るのか?」


「お客さま、約款上もホテルのミスでないものは免責です。」


「私の責任でもない。保険を適用すればいいだろ。」


「...お客さま、有料TVとか別払いの食事とかしたらそれは請求しません。」


「停電の状態でTVも見ていない。」


ここで、カウンター前から人目のつかない奥に導かれる父。


「...お客さま、申し訳ありません。半額をお返しします。これが私のできる全てです。」


最初から責任者を呼んで話したので、もうこれ以上は無理とみた。


「わかった。」



真っ暗で風呂にもトイレにも入れない夜は、半額で手を打つ以外、なかったってわけ。


そのことを部屋に戻って報告すると、リリスは「よくやったね!当然だね!」と。

いやいや、まだそれでも高いと思うけどね。笑


とんだホテルを選んでもうた...いや、ホテルのある電力供給エリアを選んでもーた。笑


..ちなみに朝4時ころ目覚めてトイレに行った時には...流れた。笑



でも、とてもハプニングな1泊ホテル住まいだった。笑






それ以外、日本で借りてったレンタルWifi、リセットしたりバッテリーをいちど外したりすれば直るらしいのだけど...旅行中、2回つながらなくなってしまい、結局3日分だけチャージされ、残りは請求されなかった。笑

ま、その間、Wifiを復活させるための問い合わせに日本に国際電話した。笑


そんな感じで、珍道中のレポは、いったんおしまい!!





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